コラム

column

公開日 2024/11/29

最終更新日 2024/11/29

分譲賃貸はやめた方がいい？メリット・デメリットまとめ！トラブルで退去した人はいる？

本来は購入した人しか住めない分譲マンションですが、稀に「分譲賃貸」として物件が出回ることがあります。分譲賃貸は賃貸マンションとして作られた物件とは特徴が異なるため、「分譲マンションってやめた方がいいの？」と不安になる方もいるでしょう。

そこで今回の記事では、分譲賃貸のメリット・デメリットをまとめました。トラブルで退去した人はいるのかなど、気になる点を詳しく解説していきます。

分譲賃貸とは、元々は分譲マンションとして購入した物件を賃貸として貸し出している状態を指します。

分譲マンションは一棟のマンションを一住戸ごとに販売しているため、購入者が一住戸を賃貸として貸し出すことが可能なのです。
そのため、分譲賃貸に住むと自分以外の住民は賃貸契約ではなく持ち家としてマンションに住んでいるという、通常の賃貸マンションにはない環境で過ごすことになります。

リロケーション物件とは、転勤などの理由によって長期間住居を空ける際に、一時的に賃貸として貸し出している物件のこと。
期限が決まっているうえ、家主の引っ越しまでに借主を決める必要があるため、通常の賃貸よりもリーズナブルな価格で募集されることが多いのが特徴です。

リロケーション物件は気に入った物件でも更新できないのがデメリットですが、分譲賃貸など本来は高級な物件が安い価格で借りられるというメリットがあります。

分譲マンションを賃貸として借りられるという、レアな物件として人気の分譲賃貸ですが、住んだ経験のある人が少ないため「分譲賃貸はやめた方がいいの？」と不安な方も多いですよね。
まずは分譲賃貸ならではのデメリットについてご紹介していきます。

分譲賃貸は一般的な賃貸マンションと比較すると、家賃が高い傾向があります。
通常は賃貸として貸し出していない物件だからこそ人気があり、高い家賃を設定しても入居者が集まるのが理由として挙げられます。

家賃の安さを重視するのであれば分譲賃貸はおすすめできませんが、多少お値段が張っても高級感のある住居に住みたいと考えている方は分譲賃貸が向いているでしょう。

分譲賃貸の貸主は色々な物件を貸し出しているプロではなく、その1部屋だけを貸し出しているため、賃貸借契約に慣れていない人が多いです。
そのため、設備不備などの対応が遅い・してもらえないなどのトラブルが起こり、退去を余儀なくされる可能性が0ではありません。

分譲マンションの購入者は管理組合への参加が必須となっており、取り決められたルールに従う必要があります。
分譲賃貸の場合は貸主が管理組合に参加しているため、借主はそのルールに従わなければなりません。

例えば、ゴミ出しのルールが細かく設定されていたり、共用部の清掃が持ち回り制だったりとマンション独自のルールが決められています。

一般的な賃貸マンションと比較すると細かいルール設定があるため、人によっては面倒と感じるでしょう。

分譲賃貸は一般的な賃貸マンションにはない、特別なメリットがたくさんあります。
一度住むともう抜け出せないという方も多いので、分譲賃貸が最強と言われる理由をご紹介します。

オートロック・監視カメラはもちろんのこと、コンシェルジュが常駐している物件が多いため防犯性が高いのも特徴です。
賃貸よりも住民の入れ替わりが少ないので、ある程度どんな人が住んでいるのかが把握できるのも防犯性を求める方にはメリットになるでしょう。

分譲マンションは収入が安定している方が多く、また長く住むことを前提に購入しているため、住民間でのトラブルが起きないよう配慮している方が多いです。

さらにマンションでのルールを守らなければ管理組合から注意が入るので、ルールが徹底されています。
こういったマナーが求められる環境だからこそ、快適に過ごせるようになっているのです。

分譲賃貸はやめた方がいいということは全くなく、むしろ賃貸マンションとは違う魅力がたくさん感じられる物件です。
便利な設備が整っていたり住民のマナーが良かったりと住みやすさに特化してる一方で、細かいゴミ出しのルール等を守るのが苦手な方には不向きかもしれません。

さと賃では名古屋市の分譲賃貸の取り扱いがございます。分譲賃貸を探している・比較してみたい方はぜひお気軽にご相談ください。