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線路沿いの家は止めた方が良い・後悔する?電磁波や風水の影響&賃貸マンションの場合も解説

線路沿いの家は止めた方が良い?電磁波・風水で後悔するのかを解説

線路沿いに面した家・マンションは駅近で利便性が高い一方で、電車による騒音などで後悔しないか心配ですよね。

 

また、線路沿いなど電流が多く流れている場所は、電磁波の健康被害があるのではと不安な方もいるでしょう。

 

そこで本記事では、線路沿いの家のメリット・デメリットについてご紹介していきます。風水的な考え方についても解説しているので、引っ越しを検討中の方はぜひ参考にしてください。

線路沿いの家は止めた方が良いと言われる理由とは

線路沿いの家は止めた方がいいと言われるのには、主に以下の理由があります。

 

・電車による騒音・揺れ
・鉄粉などの汚れ
・電磁波の影響
・風水的に良くない

 

これらの理由の中には真偽が不明な噂もありますが、不安に感じるのであれば線路沿いの家は止めた方が良いと言えます。

 

ただし線路沿いでも防音性に優れた物件を選べば騒音トラブルは抑えられますし、結局のところは住んでみないと分かりません。

 

特に賃貸の場合は引っ越ししやすいため、気に入った物件が線路沿いなのであれば一度住んでみても良いのではないでしょうか。

 

一方で持ち家の場合は簡単に引っ越しができないので、線路沿いのデメリットをしっかりと理解した上で検討するのが大切です。

線路沿いの家で後悔した人まとめ

ここからは線路沿いの家に住んでから、後悔した人の意見をまとめました。閑静な住宅街とは異なるデメリットがあるので、詳しく見ていきましょう。

うるさい・振動がある

線路沿いに住んでいると、電車の走行音や踏切の音がうるさいと感じる可能性があります。

 

電車は朝から夜中まで走っているので、音に敏感な方や小さいお子様がいるご家庭にはおすすめできません。

 

特に踏切の近くは踏切の音が鳴り響くため、騒音に悩む方が多いです。さらに線路沿いは人や車が通りやすい場所でもあるため、話し声やエンジン音が気になる方もいます。

 

また、電車による振動を感じる場合があります。近年は免震構造の建物がほとんどのため電車の振動を感じにくいですが、築年数の古い木造物件などには注意した方が良いでしょう。

電磁波による健康被害の懸念

電磁波は電力設備や家電など電流が流れている周囲に発生します。

 

現在、電磁波による身体への影響はまだまだ研究されている途中で、体に悪いという根拠はありません。

 

しかし、電磁波を浴びると頭痛や吐き気を起こす体質の方もいるため、線路沿いに住むと健康被害への影響があるという噂が立っているようです。

 

一般的な家よりも電磁波を浴びる量が多くなるため、電磁波の影響が気になるのであれば線路沿いの家は止めた方が良いでしょう。

風水・スピリチュアル的に良くない

風水やスピリチュアル的に、線路沿いや鉄塔の近くに住むのは良くないと言われています。
これは電磁波が「気の流れ」を乱してしまうと考えられているからです。

 

また、1日に何本も速いスピードで電車が通過するため、気持ちが焦ってしまうと言われています。

 

風水的に良くないと言われる立地は他にもたくさんあるため線路沿いの家に限った話ではないですが、運気を重視するのであればおすすめできない立地です。

鉄粉・排気ガス・埃による汚れ

電車と線路の擦れなどで鉄粉が発生し、線路沿いの家は洗濯物や車が汚れるイメージの方もいるのではないでしょうか。

 

昔は鉄粉被害があったようですが、現在では技術の進歩から鉄粉が発生しづらくなっており、線路沿いに住んでいる方からの鉄粉被害はほとんど耳にしませんが心配なら避けた方が安心です。

 

また、鉄粉の他には排気ガスや埃が巻き上げられる点が気になるという声も。閑静な住宅地と比較すると空気の汚れが気になる立地なので、洗濯物は部屋干しで対応するなどの工夫が必要です。

線路沿いの家のメリットまとめ

デメリットばかりが注目される線路沿いの家ですが、意外にも多くのメリットがあります。
ここからは線路沿いの家の魅力を確認していきましょう。

家賃が安い

騒音や風水的な悪さなどのデメリットがある線路沿いの家は、立地的にあまり人気がなく家賃が安い傾向があります。

 

近隣地域の家賃相場よりも1〜2割ほど安い物件が見つかるので、駅近かつ安さを求めている方におすすめです。

日当たりがいい

線路沿いは高い建物がなく、1階の家でも影になりにくいのが特徴です。日当たりが良いのでお部屋全体が明るく見え、風通しも良いので気持ちよく過ごせます。

 

明るく開放的な雰囲気を好む方は線路沿いの家が向いていると言えます。

駅が近い

線路沿いのため、駅に近いというのもメリットの一つです。

 

駅近の物件を探すとどうしても家賃が高くなってしまいますが、線路沿いであれば家賃を抑えながらも駅から近い利便性を担保できます。

 

また、駅が近いとスーパーやコンビニ、ドラッグストア、病院などが近くにあるため生活に困りません。

生活音を気にしなくていい

線路沿いの家は電車の音や通行人の話し声などが聞こえやすい立地です。

 

そのため、マンションの住民も多少の生活音であれば気にならないケースが多く、生活音に対して神経質になる必要がありません。

線路近くは電波が悪いって本当?

線路近くの住宅に住んでいると、電線などの影響でスマホの電波が悪くなるという噂がありますが基本的には電波への影響はありません。

 

ただし、通勤ラッシュの時間帯などは多くの人が電車内でスマホを使用するため、一次的に回線が集中して電波が悪くなる可能性は考えられます。

線路沿いの家に住む前に知っておきたい対策

線路沿いの家は事前に対策を練っておくことで、デメリットを最小限に抑えられます。引っ越し前に対策を確認しておき、すぐに準備できるようにしておきましょう。

防音カーテン・シートを活用

窓に防音シートを貼り、さらに防音カーテンを使用すればある程度の騒音を防げます。

 

なるべく厚みと重みのあるカーテンを選ぶとより防音効果が優れるので、音が気になる方は取り入れてください。

線路側に家具を設置

音のしやすい線路沿いに家具を置けば、家具が壁となって音の振動を抑え、騒音を防げます。

 

壁から約1cm離して設置するとより高い防音効果が期待できるので、間取り的に可能であれば線路側に家具を置いてみましょう。

線路側にベッドを置かない

騒音が気になる時間帯として最も挙げられるのが就寝時です。

 

地域によっては夜中1時頃まで電車が走っているため、電車の音が気になって眠れない方もいるでしょう。

 

そのため、音が聞こえやすい線路側にベッドを置くのはNGです。ベッドを線路から離れた位置に置いて、少しでも騒音や振動を予防しましょう。

線路沿いの家は慣れるという声が多数!

デメリットの多い線路沿いの家ですが、少し住めば慣れて気にならなくなるという意見が多い物件です。

 

駅近でスーパーやドラッグストアなどが豊富という立地の良さに加え、家賃が安いというメリットは非常に魅力的でしょう。

 

線路沿いの家のみに条件を絞るのは物件数がかなり限られてしまうためおすすめできませんが、線路沿いの家も視野に入れて物件を探すと良いでしょう。

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