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アメリカンセパレートとは|仕切りや使い勝手はどう?匂いが嫌なのがデメリット?
一人暮らしや二人暮らし向けの賃貸で増えているのが、アメリカンセパレートと呼ばれる間取りです。
ここ最近増えてきた間取りのため、実際に住んでみた人の声が気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回はアメリカンセパレートのメリット・デメリットや使い勝手についてまとめたので、引っ越しを検討中の方は参考にしてください。
アメリカンセパレートとは
アメリカンセパレートとは、トイレと洗面台が同じ空間にある間取りです。よくあるユニットバスと異なるのは、お風呂が完全に分かれていること。
お風呂とトイレが別のため床が濡れるなどのストレスなく、また独立洗面台があるのが特徴です。
仕切りをつけることは可能?
アメリカンセパレートはトイレと洗面台の間に仕切りなどがありません。
基本的には仕切りなど作らずに過ごす方がほとんどですが、空間を分けるために仕切りを作りたい場合は、以下のような方法を取り入れると良いでしょう。
・突っ張り棒などを活用してカーテンを設置する
・棚で簡単に空間を区切る
・DIYで簡易的な壁を作る
DIYは賃貸の壁や床を傷つける可能性があるため気をつけて行いましょう。
アメリカンセパレートの使い勝手とは
アメリカンセパレートはユニットバスと比較すると非常に使い勝手が良く、バス・トイレ別の間取りとほとんど同じように使用できます。
ただしトイレと洗面台が同じ場所にあるため、同居人がいる場合は少々使いにくさを感じるかもしれません。
誰かがトイレに入っている場合は洗面台を使用できませんし、脱衣所をかねている場合が多いため、お風呂に入っている人がいるとトイレを使えません。
一人暮らしであれば使い勝手の良い間取りですが、同居の場合はよく検討してください。
アメリカンセパレートのメリット
ここ数年でアメリカンセパレートの物件が増えているのには、メリットがたくさんあるからです。
アメリカンセパレートならではの魅力について解説していきます。
家賃を抑えられる
アメリカンセパレートの物件は、トイレと洗面台が別の物件と比較すると家賃が安い傾向があります。
トイレと洗面台を別々の場所に設置すると部屋の面積が必要になるため、平米数が大きくなり自然と家賃が上がります。
アメリカンセパレートはトイレと洗面台を同じ場所に設置しているため、部屋の平米数が小さい物件が多く、家賃が安い傾向があるのです。
おしゃれな雰囲気になる
アメリカンセパレートは名前の通り、アメリカなどの海外に多い間取りです。トイレに開放感があるためおしゃれな雰囲気になり、海外風の物件を探している方におすすめです。
掃除が楽ちん
トイレと洗面台をまとめて清掃できるため、掃除が楽というメリットもあります。脱衣所も同じになっている間取りであれば、さらに掃除の手間が省けるでしょう。
アメリカンセパレートのデメリット
家賃が抑えられるなどのメリットがある一方で、アメリカンセパレートにはいくつかのデメリットがあります。人によっては嫌だと感じるかもしれないので、弱点についても見ていきましょう。
匂いが気になる
トイレと洗面台が同じ場所にあるため、歯磨きや洗顔などの際に匂いが気になる可能性があります。
こまめな清掃や消臭剤などを使用しても、完全に匂いがなくなるわけではないので注意しましょう。
汚いと感じる人がいる
毎日掃除をしても、トイレと同じ空間に洗面所があるとどうしても汚いと感じてしまう人もいます。匂いや雑菌などが気になる方は、アメリカンセパレートはあまりおすすめできません。
歯ブラシなどの衛生面が心配
洗面台に歯ブラシやスキンケア用品などを置いておく方も多いですが、トイレの菌が付着するなどの衛生面が心配な方も多いです。
歯ブラシなどを別の場所に保管するとなると、かえって使い勝手が悪くなってしまうため、衛生面にある程度妥協できる方でないとアメリカンセパレートはストレスに感じる可能性があります。
トイレと洗面所が一緒はあり?なし?
アメリカンセパレートはユニットバスよりも使い勝手がよく、水回りが全て別の間取りよりも家賃が安いためおすすめできる物件です。
しかし、人によっては匂いなどの衛生面が気になるため、住む人を選ぶ間取りとも言えます。
さと賃では名古屋の賃貸を多く取り扱っています。内覧でアメリカンセパレートと他の間取りを比較しながら決めていくことも可能なので、お気軽にご相談ください。