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同棲を解消して出て行くまでの期間|行く場所がない・お金がない時はどうする?

同棲を解消して出て行くまでの期間|行く場所がない・お金がない時はどうする?

同棲の解消が決まったあとは、出て行くまでの期間や場所に悩んでしまいます。急な別れだとお金がない場合も多く、引っ越しの余裕がなくて困っている方も多いですよね。

そこで今回は、同棲解消の流れや行く場所がない時の対処法についてまとめました。

退去費用・引っ越し費用の負担ややるべきことをまとめたので、同棲解消でお困りの方は参考にしてください。

同棲解消から出て行くまでの期間とは

同棲解消から出て行くまでの期間の平均は「1ヶ月」と言われています。

先に次の引っ越し先を決めてから同棲解消を伝えるパターンだと、1週間程度で出て行く人もいるようです。

一方で次の家が中々決まらない場合は、2〜3ヶ月程度は一緒に住み続けるパターンも少なくありません。同棲解消後の関係性によっても出て行くまでの期間は左右されるでしょう。

同棲解消して行く場所がない!対処法まとめ

同棲を解消したものの、急な別れで行く場所がないと困っている方も多いでしょう。

引っ越し先が決まるまでは一時的に実家に帰る方が多く、次に友人宅やホテルに泊まってしのぐケースが多いようです。

これらの対処法が使えない場合について解説していきます。

実家に帰れない場合は?

実家との関係性や距離の問題で、同棲解消後に一時的に実家へ帰ることが困難な方も多いです。

そういった場合は友人に泊めてもらったり、ホテルを利用したりするのが一般的です。

しかし、どちらも長くは続けられない手段のため、次の引っ越し先が決まるまでは同棲していた家に住み続けることになります。

関係性の悪化により2人で過ごせない場合は、ウィークリーマンションなどの活用も視野に入れましょう。

お金がないときはどうすればいい?

同棲を解消して引っ越しをしたいものの、お金がなくて次の家を借りられない人もいるでしょう。

すぐにできる対処法としては実家に帰る、またはお金が貯まるまでは一緒に暮らすという方法になります。

また、引っ越しの初期費用を最小限に抑えるのも非常に大切なポイントです。

敷金礼金が0円・仲介手数料が無料・キャッシュバック制度ありなどの不動産会社を選べば、お金がない人でも引っ越しが叶います。

そのまま住み続けてもいい?

同棲解消でどちらか一方が家を出て、もう1人はその家に住み続けるというパターンもあります。

契約者が変わらないのであれば、そのまま住み続けても問題はありません。

契約者が変更になる場合は契約名義の変更が必要になります。

変更手数料がかかるケースがあるので、詳しくは大家さんや管理会社に連絡して確認しましょう。

同棲解消でお金を請求する・渡すのはおかしい?

同棲の解消が決まった際、重要なのがお金の問題です。

同棲解消によって発生する退去費用や違約金、引っ越し費用などは以下のようにするカップルが多いようです。

・別れを切り出した方が支払う
・折半する
・これまでと同じルールにする

生活費は7:3の割合など、カップルによって元々のお金のルールが異なります。

従来通りにいくケースもあれば、別れを切り出した側が全てを払うケースもあり、一概には言えずお互い話し合って決めるしかありません。

生活費を返せはおかしい?

同棲が解消になった時に、これまでの生活費を返せと言われることがあります。

これは片方が生活費を全て払っていた場合に起こりやすいトラブルで、返金を求められた側はおかしいと思いつつも支払ってしまうことが多いようです。

しかし、婚姻関係がなければ生活費返金の義務はなく、請求されても支払わなくて良いです。

申し訳なさなどから自主的に返すのであれば問題ありませんが、返す義務はないと覚えておきましょう。

同棲解消で慰謝料が請求できるケースとは?

同棲の解消は基本的に慰謝料等を請求できませんが、婚姻関係にあったと立証できれば婚約破棄として慰謝料を請求できます。

また、相手の浮気やDVが原因で同棲解消に至った場合も、慰謝料を請求できる可能性があります。

ペットの養育費はどうなる?

2人で飼っていたペットがいる場合、ペットを引き取る側は養育費を請求したいと考えるでしょう。

しかし、残念ながらペットは法律上「物」として扱われるため、養育費等を請求することはできません。

双方の話し合いの結果、養育費を支払うと決定するのは自由ですが、法的に支払う義務はないので注意してください。

同棲解消の退去費用・引っ越し費用はどっちが出す?

同棲の解消が決まると必要になるのが、退去費用と引っ越し費用です。

この費用をどちらが出すかはカップルによって異なりますが、お金でトラブルに発展しないためにも退去費用は折半がおすすめです。

引っ越し費用については、それぞれ自分の費用は自分で支払うのが一般的です。

片方が同棲していた家に住み続ける場合は、退去費用が必要ないため引っ越し費用を折半すると良いでしょう。

同棲解消が決まってからやるべきことリスト

同棲解消が決まると次の物件探しや家具の分配など、やるべきことがたくさん出てきます。

まずは以下の順番で進めていきましょう。

・引っ越し先を探す
・退去手続きを進める
・家具・家電等の分配を決める
・退去費用やローンの分配を決める
・新居へ引っ越し

これらのやり方や行うタイミングについて解説していきます。

①引っ越し先を探す

同棲の解消が決まったらまずは次に住む物件を探さなければなりません。

住むエリア・家賃の目安・希望の間取りなど全て自分でまとめ、理想の部屋を探すには時間がかかるものです。

しかし、同棲解消が決まってからは早めに引っ越しをしたいため、時間に余裕がない方が多いでしょう。

そこで引っ越しの条件が詳しく決まっていなくても、一度不動産屋に直接相談してみるのがおすすめです。

同棲のみしか経験したことがない方でも、一人暮らしならどういった間取りがいいのかなど詳しくアドバイスを受けられます。

引っ越し先が決まらないと退去手続きなどを進められないので、同棲解消が決まったらすぐに不動産屋に来店してください。

②退去手続きを進める

お互いの引っ越し先が決まれば、今の物件の退去手続きを進めます。

まずは大家さんまたは管理会社に退去通知を行い、電気・ガス・水道の解約を行います。

2人で利用していたサブスクやウォーターサーバーなどのレンタル品などがあれば、同時に解約の手続きを行いましょう。

次の家に住むための引っ越し業者や電気等の手配も忘れてはいけません。

③家具・家電等の分配を決める

2人で使用していた家具・家電は、どれをどちらが引き取るのか分配を決める必要があります。

冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの家電や、ソファ・テーブル・ベッドなどの家具は全て2人で使用していたもののため、次に住む物件の大きさに合わない場合があります。

そういったサイズ感なども考慮しつつ、不要なものは不用品回収に出すなどして分配を決めましょう。

④退去費用やローンの分配を決める

退去費用やローンなどは基本的に折半がおすすめですが、カップル間のルールによってはどちらかが多めに払う場合もあるでしょう。

こういったお金に関することも全て話し合い、引っ越し当日までに決定しておきます。

⑤新居へ引っ越し

全てを終えれば引っ越し当日まで待つだけです。新居に引っ越しをして、同棲解消が完了します。

同棲解消したいけどお金がない人におすすめの賃貸物件3選

同棲解消を持ち出したいけれど、引っ越すお金がなく勇気が出ない方も多いでしょう。

ここからはお金がなくても引っ越ししやすい、おすすめの賃貸物件をご紹介します。

家具家電付きの物件

片方が同棲していた家に住み続ける場合、家具・家電などがもらえず引っ越す側の負担が大きくなります。

急な引っ越し費用と家電等の購入費用を用意するのは大変なので、この場合は家具家電付きの物件を選ぶのがおすすめです。

家具・家電が備え付けられているため一般的な家賃相場の1〜2割増になりますが、初期費用を抑えられるため大きなお金が用意できなくても一人暮らしが始められます。

狭小物件・ミニマム物件

都心部を中心にここ数年で増えているのが、狭小物件やミニマム物件と呼ばれる平米数の小さい賃貸です。

築浅なのに家賃が安く、さらに都心部の物件が多いため、職場近くで安く住める場所を探している方などに向いています。

平米数がかなり小さいため、荷物の少ない方や家で過ごす時間が短い方におすすめです。

仲介手数料無料&キャッシュバック賃貸物件

家賃や家具・家電代を抑えるのではなく、引っ越しの初期費用を抑えるという手もあります。

不動産屋によって異なるのが、賃貸を紹介した費用として請求される「仲介手数料」です。

仲介手数料は家賃の0.5〜1ヶ月分が相場ですが、この費用が無料の不動産屋を選べば初期費用をかなり抑えられます。

さらに、キャッシュバック制度という対象物件の契約で現金やポイントがキャッシュバックされる制度を利用するとより安く家探しを行えます。

まとめ

同棲解消は急にお金がかかるため、引っ越し先が見つからずに焦る方も多いですよね。

家具・家電付きやミニマム物件などの家選びをこだわったり、仲介手数料無料など不動産屋選びを工夫したりすると費用を抑えて引っ越しができます。

さと賃は仲介手数料無料・キャッシュバック制度のある名古屋市の不動産屋です。来店予約で24時間接客可能で急な引っ越しにも対応できるので、同棲解消で引っ越し先をお探しの方はぜひご相談ください。

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