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即入居可のやばいデメリットとは|いつからOK?最短・最長期間は?

即入居可とは|最短・最長はいつまで?やばいデメリットはある?

「即入居可」とは、契約後すぐに入居できる状態の物件に使われる言葉です。今すぐ引っ越ししたい方にとっては大変便利な物件ですが、一方で「即入居できるのはやばいの?」と不安な方もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は即入居可の賃貸のメリット・デメリットをまとめました。いつから入居できるのか、内見から入居までの最短・最長期間などについても解説していきます。

即入居可の賃貸とは

即入居可の賃貸とは、前入居者がすでに退去していてクリーニングが完了し、契約さえすればすぐに入居ができる物件を指します。

 

「契約すれば入居できる」ので、内見してすぐに入居が始まるわけではありません。契約に関する説明を受け、全ての書類を用意し、契約の締結が完了してからの入居となります。

なぜ即入居ができるの?

前の入居者が退去済みかつ部屋のクリーニングや原状回復が完了している物件だからです。

 

一般的に賃貸は退去前やクリーニング前から次の入居者を募集し始めるため、クリーニング前の物件は即入居ができません。

 

募集をかけながらクリーニングなどの処理を進めていくため、この期間までに入居者が見つからなかったら「即入居可」の物件になるのです。

即入居可がやばいと言われる理由とは

即入居可の賃貸がやばいと言われるのは「人気のない物件だからやばい」「怪しい」などの意見からくるものです。

 

実際に人気がない物件である可能性は否定できませんが、基本的には即入居できるからといって不安に思う必要はありません。

 

特に不動産会社の閑散期である6月~8月は、即入居可の賃貸が増えるタイミングです。人気エリアの築浅物件でも退去のタイミングによっては閑散期に入ってしまい、即入居可の状態になることは十分に考えられます。すぐに入居できるからといって特に不安に感じる必要はないのでご安心ください。

即入居可のデメリット

基本的にはデメリットがないと言える即入居可の物件ですが、やはり悪い点はないのかと不安になってしまいますよね。よく言われる即入居可の物件の悪い噂や、考えられるデメリットについて解説していきます。

即入居可は事故物件?

即入居可はすぐに誰かに入居してほしい理由がある、訳あり物件だと勘違いされがちです。特に多いのが前入居者が賃貸内で亡くなった、いわゆる「事故物件ではないのか」と不安に感じる方も多いでしょう。

 

即入居可=事故物件という事実はなく、そもそも3年以内に事故が起きた物件は不動産屋に告知義務があるため、申し込み前に情報の共有があります。

 

ただし、自然死の場合は告知義務がありません。即入居可に関わらず事故の有無が気になる方は不動産屋に相談してみてください。

人気のない物件の可能性が高い

クリーニング済の物件は入居者の募集から日が経過しているため、繁忙期の2月〜4月で即入居可となっている物件はあまり人気がない可能性が高いです。

 

以下のような物件は避ける人が多く、人気のない物件に当てはまります。

 

・壁が薄い
・駅から遠い
・築年数が古い

 

また、中には住民トラブルなどで退去する人が多い物件である可能性も考えられます。

 

基本的には立地や住居の条件などが魅力的であればすぐに入居者が見つかるので、繁忙期にも関わらず長い期間募集が続いている物件は注意した方が良いかもしれません。

カビが発生しているかもしれない

長い期間誰も住んでいない家は、換気がされておらず家の中にカビが発生している可能性があります。内見時に異臭を感じた場合はカビの発生が考えられるため、入居しないもしくは再クリーニングが可能か確認しましょう。

 

入居後にカビに気づいた場合、大家さんに対応してもらえず自費でクリーニングしなければならないケースも多いです。

即入居可の賃貸のメリット

即入居可の賃貸は大きなデメリットはなく、基本的にはメリットが多い物件と言えます。ここからは即入居可の賃貸を選ぶ3つのメリットをご紹介していきます。

すぐに引っ越しができる

多くの賃貸では申し込み後からクリーニングを開始するため、1ヶ月程度での引っ越しとなります。

 

即入居可の賃貸であればすでにクリーニングが済んでいるので、審査さえ通ればすぐに入居の準備に取り掛かれるのが最大のメリットです。

 

家庭や仕事の事情などで今すぐ引っ越しを要する方にとって、即入居可の賃貸は非常に助かるでしょう。

クリーニング済の状態で内見できる

前入居者の部屋の住み方によっては、壁や床などがかなり汚れていて大きなクリーニングや原状回復が必要な場合があります。

 

内見時にそのような汚れた部屋を見ると間取りや家賃が魅力的な物件でも、汚い印象を受けてしまいあまり住む気にはなれません。

 

即入居可の物件はすでにクリーニングが済んでいるため、清潔で自分が住むイメージがしやすいのもメリットの一つと言えます。

初期費用が安くなる可能性がある

即入居可の賃貸は誰も済んでいない期間が長く、今すぐに入居者が欲しい物件です。

 

そのため、敷金礼金0円やフリーレントなど多少値引きしてでも契約したいという大家さんが多く、他の賃貸よりも初期費用を安く抑えられる可能性があります。

 

こちらから条件を交渉して割引してもらえる場合もあるので、安く引っ越ししたい方は不動産屋に伝えてください。

即入居可はいつから入居できる?

即入居可の賃貸の多くは内見から2週間程度で入居ができます。内見当日に入居を申し込んだとしても、入居審査や水道・電気などのライフラインの手続きがあるため、即入居と言っても数週間はかかるでしょう。

即入居の最短は?

事情によっては引っ越しを急いでいて、今すぐ入居できる賃貸を探している方もいますよね。即入居の最短の目安は1週間です。

 

賃貸の入居審査は2〜3日、土日を挟む場合は5日程度かかるため、入居契約を締結する「賃貸借契約書」を交わすまで最短でも2日かかります。

 

また、ライフラインの手続きは立ち会いが必要のため、業者と日程を合わせる必要があります。閑散期であっても5日程度かかり、繁忙期だと10日ほど待つ可能性が高いです。

 

早く入居するためには審査の必要書類を事前に全て用意しておき、ライフラインの手続きの依頼を早く済ませておくのが大切です。

即入居可の最長|賃貸契約から入居までの期間とは

引っ越しを急いでいないにも関わらず、住みたいと思った物件が即入居可だった場合もあるでしょう。賃貸契約から入居まで、最長どれくらいまで待ってもらえるのかは大家さんによって異なります。

申し込みから2週間しか待ってもらえない場合や、一方で契約を2ヶ月待ってくれるケースなど様々です。これに関しては即入居の有無に関わらず大家さん次第となるため、入居までの期間が空く場合は交渉するしかないでしょう。

即入居可の賃貸|1ヶ月後に入居したい場合はOK?

契約から1ヶ月後に入居するのは一般的なことなので、即入居可の物件でも待ってくれる可能性が高いです。中には早めの契約を希望される場合もありますが、1ヶ月程度であれば交渉を受け入れてもらいやすいので一度相談してみましょう。

まとめ

即入居可の賃貸はすでに前入居者が退去していて、なおかつクリーニングが完了している清潔な物件です。

 

最短1週間から住み始められるので、今すぐ引っ越しをしたい方にとっては非常に好条件と言えます。

 

さと賃では即入居に対応している名古屋市の物件を多数取り扱っています。直接の相談はもちろん、LINEからお気軽にご相談ができますので、少しでも気になる方はお問い合わせください。

 

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