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線路沿いの家は止めた方が良い?電磁波・風水で後悔するのかを解説

線路沿いの家は止めた方が良い?電磁波・風水で後悔するのかを解説

線路沿いに面した家は駅近で利便性が高い一方で、電磁波の影響や風水的な面から「止めた方が良い」という意見を聞いた方も多いのではないでしょうか。

 

電車の音がうるさいという声もあり、線路沿いで魅力的な物件を見つけても契約を悩んでしまいますよね。

 

今回は線路沿いの家のメリット・デメリットをまとめてご紹介します。

線路沿いの家は止めた方が良いと言われる理由とは

線路沿いの家は止めた方が良いと言われる理由は以下の4つです。

 

・うるさくて後悔する
・電磁波の影響がある
・風水的に良くない
・鉄粉の被害がある

 

これらのデメリットは許容できる範囲なのか、詳しく解説します。

うるさくて後悔する

線路沿いに住んでいると、電車の走行音や踏切の音がうるさいと感じる可能性があります。電車は朝から夜中まで走っているので、音に敏感な方や小さいお子様がいるご家庭にはおすすめできません。

 

また、線路沿いは人や車が通りやすい場所でもあるため、話し声やエンジン音が気になる方もいます。

 

防音性の高い物件であればそこまで気になりませんが、壁が薄い物件や窓を開けた時は騒音に悩むかもしれません。

電磁波の影響がある

電磁波は電力設備や家電など電流が流れている周囲に発生します。

 

電磁波による体への影響はまだまだ研究されている途中で、現在は体に悪いという根拠はありません。

 

しかし、電磁波を浴びると頭痛や吐き気を起こす体質の方もいるため、線路沿いに住むと健康被害への影響があるという噂が立っているようです。

 

一般的な家よりも電磁波を浴びる量が多くなるため、電磁波の影響が気になるのであれば線路沿いの家は止めた方が良いでしょう。

風水・スピリチュアル的に良くない

風水やスピリチュアル的に、線路沿いや鉄塔の近くに住むのは良くないと言われています。これは電磁波が「気の流れ」を乱してしまうと考えられているからです。

 

また、1日に何本も速いスピードで電車が通過するため、気持ちが焦ってしまうと言われています。

 

風水的に良くないと言われる立地は他にもたくさんあるため線路沿いの家に限った話ではないですが、運気を重視するのであればおすすめできない立地です。

鉄粉の被害がある

電車と線路の擦れなどで鉄粉が発生し、線路沿いの家は洗濯物や車が汚れるイメージの方もいるのではないでしょうか。

 

昔は鉄粉被害があったようですが、現在では技術の進歩から鉄粉が発生しづらくなっており、線路沿いに住んでいる方からの鉄粉被害はほとんど耳にしません。

 

しかし鉄粉が0ではないため、気になる方は洗濯物は部屋干しにするなどの対策が必要です。

線路沿いの家のメリットは?

デメリットばかりが注目される線路沿いの家ですが、意外にも多くのメリットがあります。ここからは線路沿いの家の魅力を確認していきましょう。

家賃が安い

騒音や風水的な悪さなどのデメリットがある線路沿いの家は、立地的にあまり人気がなく家賃が安い傾向があります。

 

近隣地域の家賃相場よりも1〜2割ほど安い物件が見つかるので、駅近かつ安さを求めている方におすすめです。

日当たりがいい

線路沿いは高い建物がなく、1階の家でも影になりにくいのが特徴です。日当たりが良いのでお部屋全体が明るく見え、風通しも良いので気持ちよく過ごせます。

 

明るく開放的な雰囲気を好む方は線路沿いの家が向いていると言えます。

駅が近い

線路沿いのため、駅に近いというのもメリットの一つです。

 

駅近の物件を探すとどうしても家賃が高くなってしまいますが、線路沿いであれば家賃を抑えながらも駅から近い利便性を担保できます。

 

また、駅が近いとスーパーやコンビニ、ドラッグストア、病院などが近くにあるため生活に困りません。

生活音を気にしなくていい

線路沿いの家は電車の音や通行人の話し声などが聞こえやすい立地です。

 

そのため、マンションの住民も多少の生活音であれば気にならないケースが多く、生活音に対して神経質になる必要がありません。

線路沿いの家に住む前に知っておきたい対策

線路沿いの家は事前に対策を練っておくことで、デメリットを最小限に抑えられます。引っ越し前に対策を確認しておき、すぐに準備できるようにしておきましょう。

防音カーテン・シートを活用

窓に防音シートを貼り、さらに防音カーテンを使用すればある程度の騒音を防げます。

 

なるべく厚みと重みのあるカーテンを選ぶとより防音効果が優れるので、音が気になる方は取り入れてください。

線路側に家具を設置

音のしやすい線路沿いに家具を置けば、家具が壁となって音の振動を抑え、騒音を防げます。

 

壁から約1cm離して設置するとより高い防音効果が期待できるので、間取り的に可能であれば線路側に家具を置いてみましょう。

線路側にベッドを置かない

騒音が気になる時間帯として最も挙げられるのが就寝時です。

 

地域によっては夜中1時頃まで電車が走っているため、電車の音が気になって眠れない方もいるでしょう。

 

そのため、音が聞こえやすい線路側にベッドを置くのはNGです。ベッドを線路から離れた位置に置いて、少しでも騒音や振動を予防しましょう。

線路沿いの家は慣れるという声が多数!

デメリットの多い線路沿いの家ですが、少し住めば慣れて気にならなくなるという意見が多い物件です。

 

駅近でスーパーやドラッグストアなどが豊富という立地の良さに加え、家賃が安いというメリットは非常に魅力的でしょう。

 

線路沿いの家のみに条件を絞るのは物件数がかなり限られてしまうためおすすめできませんが、線路沿いの家も視野に入れて物件を探すと良いでしょう。

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