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賃貸に駐車場はいらない?メリット・デメリットやトラブルまとめ
車を所有している方が引っ越しをする際に重視するのが駐車場の有無です。駐車場付き賃貸を選ぶ、もしくは近くに駐車場がある物件を探さないといけません。
多くの方が駐車場付き賃貸を選ぶ一方で、中には「賃貸に駐車場はいらない」と感じる方もいます。
そこで今回の記事では、駐車場付きアパートのメリット・デメリットや考えられるトラブルについてご紹介していきます。
賃貸に駐車場はいらない?
車を所有しているのであれば、基本的には駐車場付き賃貸が便利で人気です。玄関から車までの導線が短いため楽ですし、多くの方は賃貸に駐車場は必要と考えています。
ただ駐車場は大きさ・セキュリティーなど人によって重視するポイントが異なるため、理想の駐車場があるアパートを見つけるのが難しいというデメリットも。駐車場を別で探した方が希望通りのものが見つけやすい場合が多いようです。
また、車を持っていないのであれば、賃貸に駐車場はいらないと感じるでしょう。駐車場があると事故のリスクが高まったり、エンジン音がうるさいと感じたりとデメリットがあります。
駐車場付き賃貸のメリット
駐車場付き賃貸にするか、賃貸とは別で駐車場を探すか悩んでいる方も多いですよね。
駐車場付き賃貸にはメリット・デメリットの両方があるので解説していきます。
部屋と駐車場が近いと便利
やはり部屋と駐車場の距離が近いと、便利というメリットがあります。駐車場付き賃貸だと雨の日や荷物が多い時でも楽チンです。
賃貸とは別の場所で駐車場を借りるとなると、中々家の近くでは見つからず距離のある場所で借りることになり後悔したというケースがよくあります。
値段が安い傾向がある
駐車場付き賃貸は、基本的には入居者に向けて駐車場を用意しているため、月極駐車場を別で借りるよりも安い値段で設定されている場合が多いです。
固定費を抑えたいのであれば駐車場付き賃貸を検討すると良いでしょう。
駐車場付き賃貸のデメリット
基本的にはメリットの大きい駐車場付き賃貸ですが、人によってはデメリットを感じることがあります。よくある3つのデメリットを見ていきましょう。
家賃とは別に駐車場代がかかる
駐車場代は家賃に含まれていない場合が多く、別途契約・料金の支払いが必要です。
このことを知らずに不動産会社で相談をすると、イメージしていた料金と違って驚くことがあるので注意しましょう。
稀に駐車場付きの戸建て賃貸などは、駐車場込みでの家賃を設定しているケースもあります。賃貸によっても異なるので、詳しくは賃貸サイトや不動産会社で確認しましょう。
契約台数に限りがある
多くの賃貸では、駐車場の台数が入居者の人数よりも少ないです。そのため、すでに契約台数に達していると駐車場の契約ができない可能性があります。
賃貸サイトで駐車場付きと記載されていても、実際は空きがない状況というケースもあるので、気になる物件はすぐに不動産会社に伝えて空きを確認すると良いでしょう。
事故や住民トラブルが起こる可能性がある
人の出入りが多い賃貸近くの駐車場は、通常よりも事故やトラブルが起こりやすいというデメリットがあります。
ファミリー層が入居している物件では、子どもの飛び出しやボール遊びによるトラブルも考えられるでしょう。
また、中には白線のはみ出しや無断駐車など、マナー違反による住民トラブルも発生する可能性があります。
よくある賃貸の駐車場トラブル
ここからは駐車場付き賃貸でよく挙げられるトラブルをご紹介していきます。もしトラブルに巻き込まれた際の対処法についても解説しているので参考にしてください。
はみ出し・白線ギリギリ
はみ出し駐車はマナー違反かつ、接触トラブルが起こりやすい非常に困る行為です。
契約している範囲外に駐車をしていることになるので、まずは管理会社に相談して契約者に連絡するよう伝えてください。
一方で白線ギリギリの駐車は、範囲内に車を停めているため特に問題にはなりません。
不快な思いをするため可能であればやめてほしいところですが、管理会社も関与が難しいラインなので基本的には解決しないケースがほとんどです。
洗車マナーで揉める
アパートでの洗車は基本的に嫌がられる行為です。
泡や水が周りに飛び散り、周りの車を汚してしまう可能性があるので揉め事に発展する場合があります。
こちらも管理会社が関与する問題ではないため、入居者同士で折り合いをつけるしかありません。
ただ注意をするとトラブルになる可能性もあるため、我慢する・張り紙で伝えてみるなどなるべく相手を挑発しないよう気を付けてください。
無断駐車される
来客などで無断駐車されるというトラブルも稀に起こります。実は私有地での無断駐車は警察が介入できないため、警察の手を借りるのは不可能です。
まずはナンバーを確認し、管理会社に連絡してください。駐車場の契約時にナンバーを把握しているので、契約者による無断駐車であれば連絡を入れてくれるでしょう。
一方で契約者ではない人物による無断駐車は、管理会社も介入ができず自分で解決するしかありません。張り紙などで退去を求めるなど、できることを行ってください。
賃貸の駐車場の借り方とは
賃貸の駐車場は賃貸契約とは別で契約する必要があります。
手続きに関しては賃貸契約と一緒に進めることができるので、同時に申し込む場合は不動産会社の指示に従い、必要書類等を用意すれば問題ありません。
後から駐車場が必要となり、別のタイミングで申し込む場合は、管理会社や大家さんに連絡して契約の流れを確認しましょう。
駐車場の契約と賃貸の契約は別物と考えられているため、仲介手数料や事務手数料が別途発生する場合があります。
アパートの駐車場だけ借りることはできる?
そのアパートに住んでいない人が駐車場だけ借りるのは、法律上特に問題がないため、管理会社が外部貸しをしていれば借りることができます。
ただし外部貸しをしていないアパートが多いため、実際はアパートの駐車場だけを借りているパターンは少ないです。
外部貸しを避ける理由は、入居者以外が出入りすることによる防犯面でのリスクや、なるべく入居者に優先的に貸したいという大家さんの配慮によるもの。
問い合わせないと借りられるかが分からないので、まずはアパートに問い合わせてみましょう。
2台目を借りる時は?
2台目を借りる場合でも契約の流れが変わることはなく、一から書類の提出・審査などが行われます。
同じ人が申し込んでいても2台目の車種によって車のサイズなどが違うため、このような流れとなっています。
まとめ
駐車場付き賃貸は地域によって欠かせない条件であり、また大変人気のお部屋探しの条件となっています。
駐車場があるからこそのトラブルが考えられるものの、車に乗る頻度が高い方であればお部屋から駐車場の距離が近いのは大きなメリットです。
物件によって対応できる車種などが変わってくるので、駐車場付き賃貸をお探しの方は不動産会社で相談するのがスムーズです。
さと賃では名古屋市の駐車場付き賃貸やガレージハウスを多数ご紹介できますので、名古屋市で物件をお探しの方はぜひご相談ください。