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一人暮らしの生活費の平均&内訳は？男女別や年齢別に紹介！
今から一人暮らしを始める方や節約したいと考えている方は、一人暮らしにどれほどの生活費がかかるか平均を知っておきたいでしょう。
家賃や通信費などの固定費だけでなく、日々の食費や光熱費は季節によっても変わります。一般的には15〜18万円程度と言われていますが、具体的にどの項目にどれくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。
一人暮らしの生活費の平均とは
一人暮らしの生活費は平均すると15万円程度と言われています。しかし、この平均は社員寮や市営住宅に住んでいる方も含むため、家賃を全額支払っている方と少しズレがあります。
補助等をなしで一人暮らしをするなら、地方であれば17万円、都心部であれば20万円は想定しておきましょう。
一人暮らしの生活費の内訳
一人暮らしの生活費の内訳を表にまとめました。
| 家賃 | 60,000円 |
|---|---|
| 食費 | 35,000円 |
| 光熱費 | 15,000円 |
| 通信費 | 15,000円 |
| 日用品費 | 8,000円 |
| 娯楽・交際費 | 25,000円 |
| その他費用 | 30,000円 |
合計188,000円なので、こちらが全国的な平均値と言えます。新卒の平均手取り額とほぼ同額のため不安な方も多いかもしれませんが、こちらは全年代の平均値なのでご安心ください。
ここからはそれぞれの品目に対する費用の解説に加え、節約のコツをご紹介します。
家賃
一人暮らしの固定費として、最も費用がかかるのが家賃です。社員寮や家賃補助などの制度があれば節約できますが、住んでからの節約はできない部分のため家賃の高さに悩む方も多いでしょう。
家賃は月収の手取りに対して3割が理想と言われています。それ以上高い賃貸を選ぶと生活費が苦しくなるので、無理のない範囲で家賃を設定して家探しをするのがポイントです。
食費
食費の平均は35,00円ですが人によってかなり差の出る費用で、料理をせずコンビニ食や外食が多い方は50,000円を超えることも珍しくありません。
一方で毎日自炊を行い、職場にお弁当を持っていくなどの工夫をすれば20,000円以内に抑えることもできます。仕事の忙しさや得意不得意によって料理をするかどうかは分かれますが、節約を重視するなら自炊がおすすめですよ。
光熱費
電気・ガス・水道など生活に必要なエネルギーの購入にかかる「光熱費」の平均は15,000円ですが、エアコンの使用が増える夏冬は20,000円を超えます。
使わない電気はこまめに消す・お風呂の時間を短くするなどの工夫で、3,000円ほどの節約が可能です。光熱費を抑えたい方は意識してみてください。
通信費
通信費とはスマホやWi-Fiの料金に加え、切手や年賀状などの郵便物の費用も含みます。最近では多くのキャリアから格安プランが展開されているため、通信費を10,000円程度と平均よりも節約できる方が増えています。
また、中にはWi-Fiの使用量が無料の賃貸もあります。家賃が相場よりも高くなければ、そういった賃貸を選ぶのも良いでしょう。
娯楽・交際費
娯楽や交際費も人によって費用が大きく分かれます。あまり節約しすぎるとストレスが溜まり、心身の病に繋がるので無理は禁物です。
しかし、限度を超えた金額を使わないようある程度の上限を設けておくと安心です。平均が25,000円なので、これくらいを目安に趣味や交際を楽しんでください。
その他費用
病院や結婚式のご祝儀、クリーニング代などその月にだけかかる費用もあります。30,000円はあくまでも月平均なので、その他の費用が0円の月もあるでしょう。
一人暮らしの生活費｜状況別の平均を紹介
一人暮らしの生活費は性別や年代によっても大きく異なります。ここからは男女別や学生、社会人の生活費をご紹介します。
男性の平均生活費
男性は女性よりも食費が高い傾向にあり、また飲み会なども多く交際費もかさみます。
そのため全国の平均生活費は20万円程度と言えます。
女性の平均生活費
女性は男性よりも食べる量が少なく、外食も少ない傾向にあるので食費・交際費が男性よりも2割程度低くなります。
ただし防犯を重視して家を選ぶ方が多く、都心部だと家賃が少々高い場合も。それでも平均生活費は170,000円程度なので、男性よりも少し安いのが特徴です。
大学生の平均生活費
仕送りやバイト代でやりくりをしている大学生は、平均の生活費よりもかなり安いです。そもそも家賃の平均が45,000円なので、固定費を節約できている点が大きいでしょう。
飲み会なども少ないため、大学生の平均生活費は150,000円です。まかないのあるバイトを選んで食費を節約している方も珍しくありません。
20代の平均生活費
社会人になったばかりの20代は、生活費を節約したい傾向が強く平均は180,000円ほどです。特に新卒の頃は貯金がなく、さらに手取り額も低いため、娯楽費や食費を抑える方が多いです。
30代の平均生活費
給料にも余裕が出る30代の平均生活費は220,000円程度に上がります。特に家賃や娯楽・交際費にお金をかけ、豊かな生活を求める方が増えます。
まとめ
一人暮らしには180,000円程度の生活費が毎月かかります。会社の補助やお住まいの地域によっても必要な費用は異なりますが、大学生や新卒にとっては慣れるまで大変でしょう。
さらに引っ越し費用も必要になるため、一人暮らしを始めてから3ヶ月ほどは節約が必須です。引っ越しの初期費用を抑えればかなり楽になるので、日々の生活はもちろん不動産選びも重視してくださいね。
