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【賃貸】2年契約を途中解約したい！違約金はいくら？3年目・5年目の場合も解説
賃貸の契約は2年間が一般的ですが、急な引っ越しを余儀なくされ、半年や1年未満で途中解約する方も多いです。この場合「途中解約だと違約金がかかるの？」「3年目で引っ越しの時はどうなるの？」など分からないことがたくさんありますよね。
今回の記事では2年契約の賃貸の途中解約の方法や違約金などについて解説していきます。3年目・5年目で退去するケースも述べているので、引っ越しを検討中の方はご参考ください。
2年契約の賃貸は途中解約できる？
途中解約で違約金が発生するかは物件によって異なります。入居時に締結した「賃貸借契約書」に詳しく記載されているのでそちらをご確認ください。
違約金に関して何も記載されていなければ、入居から半年など短い期間でも違約金はかかりません。
一方で「1年未満の解約は家賃1ヶ月分の違約金」などと記載されている場合は支払い義務が生じます。違約金を払えば解約は可能なので、必要であれば支払いましょう。
違約金がかかるのはいつから？
違約金がかかる期間も物件により様々ですが、多いのは入居から1年未満の場合です。
それ以上だと違約金がかからない物件も多くなりますが、稀に2年以内の引っ越しは違約金がかかるケースもあるので「賃貸借契約書」を確認してください。
途中解約の違約金はいくら？相場は？
違約金の相場は家賃の1ヶ月分と言われています。多くても家賃2ヶ月分までの場合がほとんどです。
途中解約でも敷金は返ってくるの？
敷金は原則として契約終了時に余った分が返金されるため、途中解約の場合でも返ってきます。
敷金はお部屋のクリーニングや壁の張り替え等、原状回復の費用として使われるため、短期間しか住んでおらず部屋を清潔に保っていたのであれば全額返金の可能性が高いでしょう。
2年契約の賃貸を3年目で解約する場合
2年契約の賃貸を更新し3年目で解約する場合、1年目と同じ扱いになり違約金がかかるのか気になっている方も多いでしょう。
一般的に契約更新後は違約金の規定が適用されず、2年以降の解約は違約金なしで解約が可能です。
万が一違約金の支払いを求められた場合はこの旨を伝え、適用されなかった場合は消費生活センター等に相談してください。
2年契約の賃貸を5年目で解約する場合
賃貸は契約5年目の場合も、3年目と同じく違約金なしで解約できます。
ただし長く住んでいると原状回復における退去費用が高い可能性があります。退去費用として7万円程度を見積もっておきましょう。
2年契約の賃貸の途中解約に関するQ&A
ここからは2年契約の賃貸の途中解約に関するよくある質問や気になることにお答えしていきます。
更新しない場合も途中解約になりますか？
2年契約の賃貸を更新せずに退去する場合は「契約満了」となり途中解約にはなりません。
ただし、賃貸は自動更新制度を設けているケースがほとんど。更新しない場合でも退去予告は必要となるのでご注意ください。
退去予告をすべき期日は「賃貸借契約書」に記載されています。多くの賃貸では1ヶ月〜2ヶ月前と定められているので、連絡が遅れないようにしましょう。
退去予告日までに連絡できなかった場合は1ヶ月分の家賃を余分に支払わなければなりません。
騒音トラブルによる途中契約も違約金がかかりますか？
実際に住んでから起こる騒音等の隣人トラブルが原因による途中解約であっても、違約金が定められていれば支払いを求められます。
ただし、このようなトラブルが原因の場合、大家さんに相談すれば違約金がかからないこともあります。
騒音レベルが一般常識から外れているほどであれば違約金なしになる可能性があるので、騒音を録音しておくなどの対策を取っておくのが良いでしょう。
相談せずに引っ越しするのではなく、まずは大家さんに現状を説明するようにしてください。
1年契約の賃貸はどうなりますか？
中には2年契約ではなく1年契約の賃貸もあります。比較的短い契約期間となるため違約金を設定している賃貸が多く、1年未満の引っ越しだと家賃1ヶ月分くらいの違約金がかかるでしょう。
まとめ
2年契約の賃貸では途中解約の場合、違約金の支払いを求められる可能性があります。違約金の有無に関しては「賃貸借契約書」に記載されているので、事前に確認しておきましょう。
また、2年契約を更新し3年目・5年目などで解約する場合は違約金の規定は適用されませんので、もし支払いを求められたらこの事実を伝えるか消費生活センターに相談してください。
引っ越しが繁忙期の場合、なかなか次の賃貸が見つからないこともあります。退去の際は余裕を持って賃貸探しを始めるのがおすすめです。
