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公開日 2023/8/30

最終更新日 2023/08/21

30平米は何畳？一人暮らし・二人暮らしはできる？部屋・ホテルのサイズ感も解説

平米数とは部屋全体の広さを表すため、実際に生活する居室スペースの大きさとは異なります。

そのため、30平米と聞いても何畳なのか、何人暮らしに向いているのか分からない方も多いでしょう。

そこで今回の記事では、30平米の賃貸のイメージをまとめました。相場やホテルでのサイズ感なども紹介しているので参考にしてください。

1平米は縦1m×横1mの広さを指します。30平米のお部屋は正方形の場合5.48m×5.48mの広さがあります。

30平米全て居住スペースだと間違えてしまう方も多いですが、賃貸サイトで表示されている平米数は玄関・キッチン・バス・トイレなど全ての面積を含んだ数値です。

30平米でも廊下が狭くユニットバスの物件であれば居住スペースが広く、一方でキッチンやバスを広くとった物件だと居住スペースはそこまで広さを感じません。ここからは30平米のお部屋の畳数や実際生活するスペースの広さについて解説します。

30平米は約18畳です。2畳で大人1人が寝れるスペースがあると言われるため、18畳あれば大人9人が寝れる広さだと想定できます。

30平米は1Kもしくは1DKに多い広さです。トイレやキッチンなどの面積で大体8畳ほど必要と言われているため、30平米のお部屋は8畳〜10畳ほどの生活スペースがあると言えるでしょう。

決して広いとは言えませんが、一人で過ごすには十分な大きさだと言えます。

また、30平米あればバス・トイレ・洗面台は別の物件がほとんどです。生活スペース自体は広くないものの、水回りの綺麗さや広さを確保できるため、ゆったりと生活できます。

一人暮らしの最低居住面積水準は、25平米と設定されています。そのため、基準と比較すると30平米は一人暮らしには広いように感じますが、実際住んでみると「広すぎる」とは感じない程度の面積です。

30平米で一人暮らし向けの間取りは1Kか1DKです。居室が8畳以上ある間取りがほとんどなので、ベッド・テレビ・テーブル・ソファ・ワークデスクなど好きな物を置ける余裕があるでしょう。

また、1LDKで30平米のお部屋もあります。1LDKの平均は40平米と言われているため少々狭めではありますが、一人暮らしだと十分生活できる程度の広さは確保されています。

東京23区で30平米の一人暮らし向けの賃貸を探すと、相場は9万円〜10万円です。大阪・名古屋付近で探すと7万円〜8万円が相場と言われています。

一方で地方であれば、5万円以内で30平米の賃貸を探すことも可能です。

どの地域でも10万円を超えるケースは少ないので、賃料の高い地域で家探しをする場合は10万円を目安にすると良いでしょう。

二人暮らしでの最低居住面積水準は30平米と設定されているため、30平米あれば二人で暮らせる広さだと分かります。しかし、最低の面積水準のため決して広くはなく、むしろ二人で暮らしていると狭さを感じる方が多いです。

30平米は1Kや1DKの間取りが多いことから、二人暮らし向けの物件は少々少ない傾向があります。家賃を抑えたい・家にいる時間が短い場合は30平米でも問題ありませんが、二人で家にいる時間が長いのであれば40平米前後の物件がおすすめです。

1Kと比較すると少ないですが、30平米で1LDKの物件は見つかります。一般的な1LDKと比較すると寝室が狭い傾向があり、寝室が2〜3畳とコンパクトな物件が多いです。

リビングは1LDKの最低である8畳の物件が多いですが、寝室が分かれている分二人で暮らしても狭さは感じにくいでしょう。

30平米は1Kが多いですが、1DKや1LDKの間取りも多くあります。1DKだと使い方次第ではキッチンをダイニングスペースやリビングにできるため、二人暮らしでも比較的広々と生活できます。

ビジネスホテルのシングルルームは12平米程度が多いです。そのため、30平米のホテルは2人以上の利用に向けたお部屋が用意されています。

ツインベッドのパターンが多く、さらにソファやローテーブルまで用意されているのが30平米のホテルの広さです。

30平米は基本的に一人暮らしにおすすめの広さです。最低居住面積水準よりも面積があるため、ゆとりのある広さを求める方に向いています。

ただ、30平米といっても間取りによって実際の生活スペースが大きく異なります。平米数だけではなく、間取りも見て賃貸を探すのが良いでしょう。

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