コラム
column
公開日
最終更新日
一人暮らしでワンルームはやめた方がいい?キッチンからの自炊・料理からの匂いのデメリット、メリットや間取りについて解説

一人暮らしを始める上で、広いお部屋は必要なくワンルームを検討する方も多いのではないでしょうか。
しかし、ワンルームの評判を見ていると「やめた方がいい」や「匂いがつく」などのデメリットも見つかります。
そこで今回は一人暮らしでワンルームを選ぶメリット・デメリットについてご紹介します。レイアウト次第ではワンルームでも快適に過ごせるので、上手に空間を活用するコツも併せて見ていきましょう。
ワンルーム(1R)の間取りとは
1Rとも表記されるワンルームは、お部屋に仕切りがないのが特徴です。キッチンと居室が同空間に存在するため、お部屋の中では最もシンプルな間取りと言えるでしょう。
そのシンプルさが魅力である一方で、人によってはデメリットと感じることもあります。まずは気になるデメリットから見ていきましょう。
ワンルームのデメリット・注意点
ワンルームは仕切りがないゆえに、他の間取りにはないデメリットがあります。
これらを許容できるかが、ワンルームで満足できるかの大きなポイントとも言えるでしょう。ワンルームでよく挙げられる5つの注意点をご紹介します。
キッチンの匂いが気になる
キッチンと居室が同じ空間にあるため、料理をするとどうしても飲食の匂いがお部屋内に残ってしまいます。
寝具やカーテン、衣類にキッチンの匂いが染み込むというのはワンルームならではのデメリットです。
しかし一方で、料理をあまりしない方からはキッチンの匂いが気にならないという意見もあります。ワンルームは自炊の有無によって、向き不向きが分かれる間取りと言えるでしょう。
玄関から部屋が見える
ワンルームは仕切りがないため、玄関を入った瞬間にお部屋があります。
そのため、宅配業者や家の前を通った人に家の中まで見られる可能性も。特に女性の一人暮らしであれば、防犯面での不安が募る方もいるでしょう。
部屋の温度調節が難しい
ワンルームは玄関がお部屋のすぐ近くにあるため、外の気温の影響を受けやすいのもデメリットです。夏場は蒸し暑く、冬場は暖房を付けても寒さを感じることもあります。
エアコンを消すと一気に元の温度に戻るので、家賃は安いですが電気代が高額になる可能性まで考えられます。
部屋が狭い物件が多い
ワンルームのお部屋は6〜8畳が平均で、その中にキッチンも含まれるため窮屈に感じる方が多いです。収納スペースも少ないため、荷物が多いと部屋がより狭くなります。
バス・トイレが一緒の場合も
ワンルームのお部屋はコンパクトなこともあり、バス・トイレが一緒のユニットバス物件も多いです。
ユニットバスに抵抗がなければ問題ありませんが、
・お風呂は湯船に浸かりたい
・掃除が苦手
などの場合はおすすめできません。
特にユニットバスは湿気がこもるため、シャワーカーテンや天井などにカビが生えやすいです。掃除をしないと状態が悪くなるので、こまめにお手入れできる方に向いています。
ワンルームのメリット
ワンルームのデメリットをご紹介しましたが、一方でワンルームならではのメリットもたくさんあります。
一人暮らしのお部屋にあえてワンルームを選ぶ方も珍しくないので、魅力についても確認していきましょう。
家賃が安い
ワンルームの最大のメリットとして挙げられるのが、やはり家賃の安さです。都心であっても5万円程度で物件が見つかることも多く、とにかく家賃を抑えたい方に向いています。
キッチンと居室が分かれている1Kと比較すると、約1万円ほど家賃が安くなります。あまり自炊をしない方や家にいる時間が短い方であれば、ワンルームの方が負担なく過ごせるでしょう。
部屋の掃除が楽
ユニットバスだとカビが生えやすいため掃除が大変とお伝えしましたが、一方でお部屋自体の掃除は非常に楽なのがワンルームの特徴です。
廊下がないため掃除時間が短く、また汚れづらいので快適に過ごせます。バス・トイレが別のワンルームであれば、さらに掃除が楽ちんです。
1Kや1LDKでは片付けが終わらない方も、ワンルームなら簡単に綺麗なお部屋を保てるでしょう。
空間が広く感じる
ワンルームのお部屋は実際には狭いのですが、仕切りがなく開放感がある分、1Kよりも広さを感じやすい間取りです。
部屋全体のレイアウトにこだわれば、より広々とした空間に仕上がります。ワンルームは意外にもお部屋のコーディネートを楽しみたい方にもおすすめです。
ワンルームでも快適に!レイアウトのコツを伝授
ここからはワンルームのお部屋で快適に過ごす方法を解説します。
空間をうまく使えば荷物の収納にも困らず、さらに広々としたお部屋で過ごせます。レイアウトのコツさえ抑えれば、安い家賃で納得のいくお部屋が手に入るでしょう!
ベッドで収納スペースを確保
収納の少なさが難点のワンルームでは、収納機能がついたベッドを選び空間を最大限に活用してください。
ベッドと収納を同じ場所にまとめれば、荷物の多い方でも余分なスペースを使うことなくお部屋をレイアウトできます。場所を節約するイメージで上手くまとめれば、ワンルームでも荷物の保管に困りません。
カーテン等で部屋を仕切る
キッチンや食事スペース、寝所など全てを同じ空間で完結させるのは違和感がある方もいるでしょう。
その場合は、カーテンやソファ、高さのある棚などを活用して部屋を仕切るというのも一つの手です。
ワンルームのメリットである広々とした空間ではなくなりますが、仕切りを作ることで気持ちのメリハリがつきやすくなります。少しの工夫で1Kのような雰囲気になるので、ワンルームでの切り替えに悩んでいる方は試してみてください。
突っ張り棒やラックを活用
収納スペースの少なさは、ベッドだけでは解決しません。日用品の保管やちょっとした物を収納する際に役立つのが、突っ張り棒やラックです。
これらを上手に活用すれば、あらゆる部分に収納スペースを作り出せます。100円ショップなど手軽な金額で手に入るアイテムも多いので、ぜひワンルームのお部屋作りにご活用ください。
家具の高さやカラーを統一する
お部屋は統一感があるだけで、一気に広く見えます。
家具の高さやカラーを揃えると部屋の中を隔てる物がなくなり、スッキリとした空間に仕上がるでしょう。
また、統一感のあるお部屋はおしゃれで洗練された雰囲気にもなります。このテクニックはワンルームに限らず、どの間取りにも活用できるので覚えておいて損はありません。
まとめ
一人暮らしでワンルームを選ぶのはデメリットが多いと言われていますが、実はワンルームだからこそのメリットもたくさんあります。
ライフスタイルやお部屋に求める条件から、ワンルームが合う場合もあるのでやみくもに避けるのではなくメリットも踏まえた上でお部屋を探しましょう。
さと賃では一人暮らしにぴったりなワンルームのお部屋を多く取り扱っています。完全仲介手数料無料でご紹介できますので、名古屋近郊でお部屋を探している方はぜひご相談ください。