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新築の賃貸はやめた方がいい?メリット・デメリットや注意点まとめ
多くの人が憧れる新築の賃貸ですが、一部では「やめた方がいい」とも言われている物件です。新築は綺麗でメリットばかりが注目されがちですが、実はデメリットや注意点がいくつかあります。
新築賃貸を選ぶメリット・デメリットをまとめたので、引っ越しを検討中の方は参考にしてください。
新築の賃貸物件はやめた方がいい?デメリットまとめ
新築の賃貸物件はやめた方がいいと言われる1番の理由は、健康への影響が懸念されるからです。他にも内覧ができない・家賃が高いなどの理由があり、あえて新築を避ける方がいます。これらのデメリットについて詳しく解説していきます。
シックスハウス症候群になる可能性がある
シックハウス症候群とは、建材などに含まれる化学物質やダニ、ハウスダスト等によって引き起こされる健康被害のことです。
一度シックハウス症候群にかかると完治は難しいと言われており、主に以下のような症状に悩まされます。
・目がチカチカする
・頭痛やめまいがする
・喉の乾燥や痛みを感じる
・咳や鼻水が出る
・疲れや眠気を感じる
シックハウス症候群は家を建ててから1年は発症する可能性があるので、新築物件を避ける方がいるのです。
内覧できない物件がある
新築物件は家が完成する前から入居の募集が始まるため、内覧できない可能性があります。人気エリアの新築物件は完成前に募集が全て埋まってしまう場合もあり、内覧せずに契約する方も多いです。
内覧せずに入居すると、思っていた間取りと違うなどの後悔に繋がるので、内覧できない物件には注意しましょう。
家賃が高い
新築賃貸はまだ誰も住んだことのない、非常に綺麗な状態の物件です。そのため人気が非常に高く、家賃が相場よりも2割ほど高く設定されている場合がほとんどです。
新築ではなくても築5年以内であれば綺麗な物件がほとんどなので、あえて高い新築は選ばないという方もいます。
新築の賃貸物件のメリットまとめ
新築の賃貸物件は一部デメリットがありますが、基本的には多くの人が憧れる好条件な物件です。ここからは新築ならではのメリットをご紹介していきます。
外観・内装ともに綺麗
新築とは、建築から1年以内かつ誰も入居していない物件を指します。外観・内装ともに汚れがなく、非常に綺麗な状態のため快適に過ごせるというのが最大のメリットです。
最新の設備が整っている
新しく建築する物件に古い設備を搭載するというケースはほとんどなく、新築は最新の設備が整っている物件ばかりです。
例えば、AIやIoTを活用した家のスマートホーム化がされている物件も増えてきており、QOLがアップする設備が揃っているのが特徴です。
他にも鍵が顔認証や指紋認証であったり、スマホ連動のインターホンが設置されていたりと生活が豊かになる工夫がされています。
隣人がいない可能性が高い
建築後すぐに住み始めると、まだ部屋に空きがある状態である場合が多く、隣人がいない可能性が高いです。
隣人がいないからといって騒ぐのはNGですが、誤って大きな音を出した際でも気を使わなくて良いのはメリットと言えるでしょう。
新築アパートはどのくらいで埋まる?
入居者がまだ少ないアパートで気を使わずに生活したいと考え、新築を選ぶ方も多いですよね。
多くの場合は入居開始から3ヶ月〜半年程度で埋まりますが、新築アパートの埋まり具合は物件によってかなりの差があるため一概には言えません。
人気エリアかつアクセスや間取りが好条件だと完成前に全入居者が決まっている可能性があります。
一方で人気エリアからは離れていたり相場よりも家賃が大幅に高かったりすると、建築から1年が経過しても3割程度しか部屋が埋まっていない場合があります。
入居者の少なさだけを求めて新築を選ぶのはそこまでおすすめはできず、基本的にはすぐに埋まるものだと思っておくと良いでしょう。
空室だらけで入居者がいない物件は危険?
稀に入居者が集まらず、空室だらけの物件があります。新築の場合は半年程度は空室が多いため、入居者がいなくてもそこまで危険性はありません。
しかし、新築ではないのに空室だらけの物件は、騒音やゴミ出しトラブル、築年数が古すぎるなど何かしらの問題を抱えているケースがほとんどなので注意しましょう。
新築賃貸の内覧はいつからできる?
新築賃貸は完成の3ヶ月前から入居者募集を始めることが多く、内覧は物件が完成するまではできません。
完成次第すぐに内覧可能になる場合がほとんどなので、完成するまで楽しみに待っておきましょう。
稀に建築工事の遅れにより、募集から内覧まで半年ほどかかる場合もあります。工事の進捗状況によって内覧のタイミングが異なるので、とにかく待つしかないようです。
新築なのにクリーニング代がかかるのはなぜ?
新築に入居するにも関わらず、クリーニング代を請求されたという話をよく聞きます。新築は完成後すぐに住めるのではなく、建築時に発生した埃などがあるため、ハウスクリーニングが必要です。
入居時のクリーニング代は大家さん負担が一般的ですが、特約として入居者負担にしていると支払いを求められます。
契約を交わしてから拒否することはできないので、契約時に特約までしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
新築賃貸は綺麗さや整った設備が人気の反面、シックハウス症候群への不安や家賃の高さから避ける人もいる条件です。
賃貸に何を重視するのかによって新築の向き不向きが決まるので、まずは自分が求める暮らしの条件をピックアップすると良いでしょう。
さと賃では名古屋市の家探しをサポートしています。条件が詳しく決まっていない方でも丁寧なヒアリングからぴったりのお部屋を提案しますので、引っ越しを検討中の方はぜひお問い合わせください。