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公開日 2023/3/24

最終更新日 2023/03/23

敷金礼金なしはやめた方がいい？ゼロゼロ物件のデメリットや落とし穴とは

敷金礼金なしの物件は「ゼロゼロ物件」とも呼ばれ、とにかく初期費用が安くて魅力的です。

しかし、この安さにはデメリットや落とし穴がありそうで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は敷金礼金なしの物件はやめた方がいいのかについて解説します。

敷金礼金なしだからといって、「やめた方がいい」とは言えません。初期費用を最小限に抑えられるというメリットは非常に魅力的で、安く引っ越しをしたい方にはおすすめです。

ただし、敷金礼金なしの物件にはデメリットもあります。引っ越しは初期費用の安さだけを重視するのではなく、トータル的なコストを考えて物件を選びましょう。

敷金礼金が無料だと、何か裏があるのではと怪しさや怖さを感じる方もいるでしょう。

実際は敷金礼金なしだからといって怪しむ必要はなく、単に集客目的で無料にしている賃貸がほとんどですのでご安心ください。

敷金礼金なしの賃貸は事故物件という噂は全くの嘘です。

そもそも事故物件には告知義務があり、契約を希望する部屋で3年以内に事故があった場合は不動産から事前に伝えられます。

3年以降は任意での告知となるため確実に事故物件を避けられるわけではありませんが、「敷金礼金なし＝事故物件」というのは間違った認識なので注意しましょう。

敷金礼金なしのメリットとして挙げられるのが、やはり初期費用の安さです。敷金礼金の相場は家賃の1〜2ヶ月分と言われており、この費用が抑えられるのはかなりのメリットでしょう。

敷金は大家さんへの預け金のため余れば最終的に返金されますが、礼金は大家さんへの謝礼金のため返ってきません。特に礼金が抑えられるのは、賃借人にとって非常に魅力的です。

初期費用の安さが魅力の敷金礼金なしの賃貸ですが、デメリットや落とし穴もあります。

今からご紹介する4つのデメリットも念頭に置いて物件を探してください。

賃貸を退去する際、原状回復といって部屋を綺麗にする作業があります。生活する上で起こるような床の細かな傷や壁の日焼けなどは原則大家さんの費用で直しますが、賃借人の故意・過失による原状回復費用は自腹となります。

事前に敷金を支払っていれば敷金からその費用を差し引かれますが、敷金礼金なしの物件を借りていた場合は退去時に費用が請求されます。

結局かかっている費用は同じですが、退去時にお金を用意しておく必要があるので注意してください。

敷金礼金なしの物件は一見安く見えますが、実は家賃が周辺地域の相場よりも高く設定している可能性があります。

家賃が高ければ敷金礼金を無料にしても十分な利益が出るため、こういった手法が使われています。

人気の物件であれば敷金礼金ありでも借り手が見つかるため、敷金礼金なしの物件は条件が悪く人が集まっていない可能性が考えられます。

築年数の古さや住民トラブル、日当たり、壁の薄さなどあらゆる部分をしっかりと確認し、問題がないか住む前にチェックしておきましょう。

多くの敷金礼金なし物件では、途中解約に対して違約金を設定しています。

契約期間は1年もしくは2年が一般的のため、早めに退去する可能性がある方は敷金礼金なしの賃貸はおすすめできません。

初期費用をグッと抑えられる敷金礼金なしの物件ですが、一体どれほどの費用がかかるのでしょうか。

引っ越しにかかる初期費用の平均をまとめました。

敷金礼金なしの場合、初期費用の相場は約16万円です。一般的な初期費用は25万円前後と言われているため、約9万円も抑えられています。

敷金礼金なしの物件にはデメリットもありますが、すぐにお金を用意できないなど引っ越し資金に事情がある方にはおすすめの物件です。

引っ越しの初期費用を抑えるポイントは敷金礼金だけではありません。不動産屋に支払う「仲介手数料」も大きな節約ポイントです。

仲介手数料は家賃の0.5〜1ヶ月分が相場と言われていますが、中にはキャンペーンなどで仲介手数料無料で設定している不動産屋があります。

さと賃は名古屋で仲介手数料0円の不動産屋です。キャッシュバック制度も導入しており、他よりもさらに安い初期費用で引っ越しができます。名古屋のあらゆるエリアをご紹介できますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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