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賃貸の契約一時金とは｜違法性はある？相場や交渉のポイントを紹介
賃貸の契約時に必要な費用として一般的に挙げられるのが敷金・礼金です。しかし、稀に「契約一時金」という費用を請求されるのはご存知でしょうか。
あまり馴染みのない費用のため、違法性や怪しさを感じる方が多いはず。そこで今回は賃貸の契約一時金についての基礎知識や値切りの方法を解説します。
賃貸の契約一時金とは
賃貸の契約一時金とは初期費用の一種です。契約時に発生する手数料のようなイメージで支払われます。
契約一時金は敷金とは違い、費用が返ってきません。費用の規定もなく不動産が自由に価格設定できるため、ぼったくりであるケースもあるので注意しましょう。
地域によっては入居一時金や入居契約料と呼ぶこともあります。
敷金・礼金との違いは何？
敷金とは保証金のようなものです。入居中に故意の破損や家賃滞納等のトラブルがあった場合、請求額を敷金から差し引きます。退去時に残っている分は返金されるのが特徴です。
礼金とは大家さんへの謝礼として支払う費用です。契約一時金とほとんど同じもので、退去時に返金されることはありません。
基本的に「礼金＝契約一時金」と認識しておいて良いでしょう。一般的には礼金が認知されているため、あえて契約一時金と呼びお得な印象を与えている不動産もあります。
「礼金0円」と謳っている物件の中には契約一時金として費用を請求したり、無知な一般人を狙って礼金と契約一時金の両方を請求したりする業者もいるので注意しましょう。
契約一時金は違法なの？
契約一時金は法律で禁止されておらず、違法ではありません。
仲介手数料であれば家賃の1.1ヶ月分までと定められていますが、契約一時金はそのような規定もないため不動産が自由に決められます。
そのため、どのような費用を提示されても違法や詐欺ではないと言えるでしょう。
明らかに高額な契約一時金であっても、支払ってしまえば戻ってこない場合がほとんどです。高すぎるなど不信感がある場合は契約しないようにしてください。
契約一時金の相場費用
契約一時金や礼金の相場は地域によっても変動しますが、一般的には家賃1〜2ヶ月分程度です。
5ヶ月分などの過剰な請求は相場から離れており、不当な金額と言えるでしょう。
20万円の支払いは高い？安い？
家賃によって相場が異なるため、一概に20万円が高いとは言えません。しかし、高級マンション等でない限りは高いと考えて良いでしょう。
契約一時金を支払うタイミング
契約一時金は初期費用に含まれる金額のため、契約後に支払います。
契約一時金に加え、敷金・保険料・鍵交換費用・家賃1ヶ月分などをまとめて支払うため、20万円〜30万円程度かかります。
契約一時金を払いたくない！値切り交渉は可能？
なるべく費用を抑えたい引っ越しは、「契約一時金を払いたくない」「費用を下げてほしい」と考える方も多いでしょう。
ずばり、契約一時金は値切り交渉が可能です。少しでも初期費用を抑えたいのであれば相談してみることをおすすめします。どれほど安くなるかは大家さん次第ですが、即入居などの条件付きで無料になることも。
また、そもそも契約一時金の支払いがない賃貸を選ぶというのも一つの手です。できるだけ安く引っ越したい方は、不動産にて詳しく条件を伝えてみてください。
まとめ
今回は賃貸の契約時にかかる契約一時金について解説しました。仲介手数料のように上限が定められていないため、不当な請求には注意しましょう。
名古屋で契約一時金や礼金が無料の物件を探している方はぜひさと賃にお任せください。さらに仲介手数料が完全無料ですので、最低限の初期費用で引っ越しが叶えられます。
