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賃貸の管理費とは？共益費との違い、値下げ交渉、内訳・相場やメリットを解説
賃貸の家賃とは別で発生する「管理費」。何に使われているのか説明がない場合も多く、内訳や必要性が分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は賃貸における管理費について、詳しく解説していきます。
賃貸の管理費とは
管理費とは「物件の維持・管理にかかる費用」です。具体的には以下のような管理に使われています。
・共用部分の清掃費
・エントランス等の電気代
・管理人の人件費
その他にも、ゴミ置き場や庭の管理など賃貸の運営に必要なことに使われます。綺麗で安全な物件で過ごすためにも、管理費は必要な費用なのです。
ちなみに管理費の使い道は法律等で特に決まっていません。管理会社によって使用方法はそれぞれなので、詳しい内訳が気になる方は直接お問合せください。
管理費と共益費の違いは？
細かい定義は違いますが、ほとんどの大家さんは管理費と共益費を同じ意味で使っています。
地域や大家さんの好みによって呼び方が異なるので、物件選びで管理費・共益費のどちらかにこだわる必要はありません。
賃貸の管理費の相場まとめ
管理費・共益費は実際に管理に使う明確な費用ではなく、予定額や最低・最高額のみを提示しても良いと法律で定められています。そのため、賃貸によって費用が異なるのが現状です。
「管理費が高い＝管理体制が整っている」とも言えず、中にはただ高い費用を請求しているだけの場合も。管理費の相場は一般的に家賃の10%前後だと言われています。ここを目安として物件を選ぶと良いでしょう。
しかし、受付が常駐していたりタワーマンションなどエレベーター数が多かったりする物件では管理費が相場以上になります。管理体制によっても管理費は変わるため、内覧の際に共用部分も確認しておきましょう。
賃貸の管理費はあり・なしどっちがおすすめ？
ここ最近では管理費なしの物件も多く登場していますが、一概にお得とは言えません。「管理費無料」の文字は一見お得に感じますが、多くの物件では家賃に管理費をプラスしているだけです。
ここからは実際はどちらの方がお得なのか、確認していきましょう。
管理費ありのメリット
管理費ありの場合は、賃貸の契約に関する初期費用が安くなるのが最大のメリットです。
初めに必要な仲介手数料や敷金・礼金などは、家賃をベースとして考えるため管理費は含まれません。さらに、賃貸の更新料も家賃から計算するため、管理費ありの物件は様々な契約費用を抑えられます。
管理費なしのメリット
管理費なしの物件は初期費用等が高くなる可能性がありますが、会社から家賃補助が出ている方はお得になるケースがあります。
実は会社の規定によっては家賃のみ補助が適用され、管理費・共益費は自己負担という方も多いです。このような場合は管理費なしの物件を選ぶことで、家賃補助を最大限に活用できます。
さらに仲介手数料が無料の不動産を選べば、初期費用も抑えることが可能です。管理費なしでも工夫次第では、管理費ありの物件と同じ初期費用にすることができます。
同じ賃貸でも管理費が違うって本当？
実は同じ賃貸に住んでいるにも関わらず、管理費が異なる場合があります。
同じマンションでもワンルームや2LDKなど、幅広い間取りを用意している物件も多いです。管理費が一律である場合もありますが、床面積が大きく変わる物件では管理費を調整しているのがほとんどです。
入居時期によっても管理費が違う？
引っ越しのハイシーズンである3月〜4月は家賃・管理費を高く設定し、一方で閑散期である9月〜11月は家賃・管理費を下げる物件があります。
やはりハイシーズンは多少高くてもお部屋が埋まりやすく、閑散期は空室が出やすいため料金を下げてでも入居者を募集したいと考える大家さんが多いです。
全ての物件が閑散期に安くなるわけではありませんが、管理費の安さを求めるなら秋頃に物件探しを行うのがおすすめです。
管理費は値下げ交渉できる？
不動産や大家さんによっては、管理費の値下げをしてくれる場合があります。例えば空室期間の長い物件は、多少の値下げをしてでも入居してほしいと考える大家さんが多いです。
人気の物件で値下げはほとんどないですが、そのような物件であれば値下げ交渉が可能です。大家さんによっても異なるので、値下げを検討している場合はまずは不動産に相談すると良いでしょう。
まとめ
高いと感じる方もいる賃貸の管理費ですが、物件を維持するために必要な費用です。また、一見お得な管理費なしの物件は家賃が割高な場合も多く、よく考えて選ばなければなりません。
管理費の有無に関わらず、さと賃では仲介手数料無料やキャッシュバック制度を適用いたします。名古屋市でお得に賃貸を契約したい方はぜひご相談ください。
