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公開日 2022/9/18

最終更新日 2023/01/17

アパートかマンション違いとは？2階はやめたほうがいい？

賃貸を選ぶ際に悩むのが、アパートとマンションのどちらを選ぶべきかではないでしょうか。それぞれの違いを何となく分かっているものの、明確には理解できておらず選ぶのが難しいとも聞きます。

そこで今回はアパートとマンションの違いやそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。

実はアパートとマンションに明確な違いはありません。どちらも定義付けられておらず、不動産や大家さんが自由に共同住宅賃貸の名称を決めています。

ただし自由に決められるとは言え、世間のイメージに合った名称をつけるのが一般的です。

よくイメージされるのは、アパートは1〜2階建ての木造または軽量鉄骨造の共同住宅。マンションは3階建て以上の鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートの共同住宅です。

また、大家さんによってはエレベーターがある賃貸をマンション、ない賃貸をアパートと区別する場合もあります。

定義付けられていないため少し曖昧な表現になりますが、こういったイメージを覚えておけば家選びも失敗しづらいでしょう。

ハイツとは高台を意味する英語が由来ですが、こちらもアパート・マンション同様に明確な定義はありません。

ハイツのイメージとしてよく挙げられるのは、2階建ての共同住宅です。アパートと同じイメージで使用されることが多く、不動産や大家さんの好みによって使い分けられます。

ここからはよく挙げられる以下のイメージを参考に、アパート・マンションどっちが良いのかを解説します。

アパート	2階建ての木造
マンション	3階建て以上の鉄筋コンクリート造

アパートの1番のメリットとして挙げられるのが家賃の安さです。安価で建てられる木造かつ2階建てで管理費が抑えられるため、同じ立地でもマンションより安い家賃が実現できます。

都心部でも相場以下の賃貸が見つかりやすいので、あえてアパートを選ぶ方も少なくありません。

アパートは木造のため遮音性・防音性が低いです。隣人の生活音に悩まされる可能性があり、落ち着いて生活したい方には不向きと言えるでしょう。

また、2階までしかないためマンションの上層階と比較するとベランダから不審者が侵入しやすいという防犯面での不安もあります。オートロック機能のないアパートも多く、特に女性は心配かもしれません。

マンションは遮音性・防音性が高く、さらに耐震性・耐火性にも優れ安心して生活できるのがメリットです。鉄筋コンクリート造は壁が厚く、小さなお子様のいるご家庭でも生活しやすいでしょう。

さらに、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ面にも優れ、どんな方でも安心して生活ができます。アパートで挙げたデメリットを払拭できるのがマンションなのです。

高層階であれば日当たりや風通しも良く、生活の質を重視したい方や家にいる時間が長い方に向いています。

マンションはアパートと比較すると家賃が高く、特に築浅の賃貸であれば相場の1.2〜1.5倍の値段がかかります。

アパートよりも建築コストが高く、さらにエレベーターなど管理にも費用がかかるため家賃の高さは避けられません。

アパートは防犯面での工夫や生活音の配慮が必要になりますが、毎月の固定費が安いのは非常に魅力的です。

そのためとにかく安さを重視する方や家にいる時間が短い方にアパートは向いています。

マンションは家賃が高くなりますが、防音性やセキュリティを重視する方であれば非常におすすめの賃貸です。

家にいる時間の長い方や女性の方であれば、やはり安全に生活できるのは大きなメリット。物件次第では安いマンションも見つかるので、家賃に関しては不動産に相談することをおすすめします。

アパートとマンションに明確な定義はありませんが、多くの方が認識しているイメージからどちらがおすすめか解説しました。

今回ご紹介した内容は必ずしも全てのアパート・マンションに当てはまるわけではなく、アパートでもセキュリティが整った物件や、マンションでも家賃が抑えられた物件など様々です。

そのためアパートかマンションかで選ぶのではなく、まずはご希望の条件をまとめ不動産に相談してください。きっとあなたにぴったりの物件が見つかります。

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