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おとり物件の見分け方|内覧できる?違法性についても解説

おとり物件の見分け方|内覧できる?違法性についても解説

賃貸物件を探す上で注意したい「おとり物件」。実は賃貸サイトに掲載されている1割がおとり物件とも言われ、物件を選ぶ際は注意が必要です。

 

そこで今回はおとり物件の特徴や見分け方、違法性について解説します。

おとり物件・釣り物件とは

おとり物件(釣り物件)とは不動産が集客用に掲載している、存在しないもしくは契約意思のない物件です。

 

良い物件を好条件で掲載することで多くの人を集客し、来店時に「その物件は契約が決まった」などと伝え、他の物件を紹介するのが目的です。

 

内覧の予約をしていても当日に断られるケースも多く、おとり物件は非常に悪質な行為と言えます。

おとり物件は違法!騙されたら通報を

おとり物件は人を騙す違法な行為で、宅建業法32条で禁止されています。それにも関わらずおとり物件が存在するのは、見抜くのが難しく中々摘発されないからです。

 

もしおとり物件の被害に遭ったら、お住まいの地域の宅建指導課に連絡してください。調査が入り、業務停止や免許取り消しなどの処置が施されます。

おとり物件の見分け方|5つのポイントを確認

ここからはおとり物件に騙されないための5つのポイントをご紹介します。賃貸サイトに掲載されている物件の約1割はおとり物件とも言われるほどなので、内覧予約の前にしっかり調査しておきましょう。

 

相場よりも家賃が明らかに安い

築浅や駅近などの好条件にも関わらず、周辺地域の家賃相場よりも明らかに安い場合はおとり物件の可能性があります。

 

そもそも、相場でも契約者が決まりそうな条件の物件は家賃を安くする必要がありません。明らかに安い物件は集客用のおとり物件と考えて良いでしょう。

現地集合での内覧不可

内覧の予約は不動産に一度来店してからが一般的ですが、状況によっては現地集合での内覧が可能です。

 

内覧の予約は不動産から大家さんへの確認が必要のため、通常であれば少し時間がかかります。それにも関わらず現地集合での内覧をすぐに断られる場合はおとり物件の可能性が高いです。

 

こういった状況を知るためにも、おとりか怪しい物件は電話で問い合わせしてください。

 

他サイトに掲載されていない

自社物件でない限りは多くの賃貸サイトで掲載されているのが一般的。入居が決まるとそれぞれのサイトから募集が削除されますが、おとり物件として残しておきたい不動産はそのままにしているケースがあります。

 

自社物件でそのサイトのみに掲載している可能性も考えられますが、このような場合は注意が必要です。

 

掲載日がかなり古い

存在しない物件を掲載している場合、情報の更新がいらないためサイトの掲載日が古いことが多いです。

 

人気の地域であれば好条件の物件は通常2週間程度で契約が決まります。それにも関わらず掲載日が1ヶ月以上前だとおとり物件の可能性があります。

 

また、掲載情報に

 

・住所が記載されていない
・未公開物件多数ありと記載

 

などの場合は非常に怪しいので注意してください。

不動産に直接連絡してみる

条件が良く怪しさを感じる物件でも、「契約できる物件かもしれない」と期待してしまう方も多いでしょう。

 

本当におとり物件なのか見極めたい場合は、ネット予約ではなく不動産に電話で連絡するのがおすすめです。内覧希望の旨を伝え、契約者がいないか・現地集合は可能かなどを直接確認しましょう。

 

この電話で怪しさや不誠実さを感じたらおとり物件の可能性が高く、その不動産での物件探しはおすすめできません。

 

内覧できるおとり物件に注意

おとり物件の中には稀に内覧できるものもあります。契約者がほぼ確定しているにも関わらず、その事実を隠して内覧を行うのです。

 

ただし、「先に契約が決まりそうな人がいる」「他にも内覧者がいる」などと伝えている場合はおとり物件にはなりません。人気の物件は多くの内覧希望者が集まるので、なるべく早く内覧するようにしましょう。

 

住居中の賃貸が掲載されているのはおとり物件なの?

賃貸サイトでは稀に「住居中」と書かれている物件があります。これは基本的におとり物件ではなく、退去予定の物件を掲載しています。

 

退去してから入居者を募集していては、1ヶ月程度の空きがあるため大家さんにとってはなるべくタイムラグを減らしたいところ。そのため退去が確定した段階で募集をかけるのです。

 

ただし、住居中の物件は内覧ができません。中には現入居者が内覧を許可するケースもありますが、基本的には退去後の内覧となります。

 

理想のお部屋探しはさと賃にお任せください

おとり物件は違法行為ですが、摘発が難しく未だに存在しているのが現状です。悪質な業者に騙されないためにも、今回ご紹介したおとり物件の見分け方をぜひ参考にしてください。

 

さと賃では名古屋の物件を多数取り扱っています。他社サイトに掲載中の物件も取り扱い可能なので、おとり物件かどうか知りたい方も一度さと賃までご相談ください。

 

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